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五味の苦味?甘味?どちらを優先させたらいい?

こんにちは。佑木美月です。


昨日は、大阪の難波で約3年ぶりくらいに四柱推命研究会をリアルで開催しました。コロナになってから、研究会のほうはオンライン開催をしていたので、久しぶりにお会いできた方もいました。

 

こちらは、内容の濃いディスカッションを重ねていくため、一定レベル以上の実力をつけられた方、プロフェッショナルコースの生徒さんと修了テストに合格された卒業生の生徒さんのみの参加にしぼっています。

 

それぞれお持ちの八字を提示していただき、人生の課題、適職、病源、家庭や経済状況など、問題となっていることからどうやって運を切り拓いていけばよいのか、皆でディスカッションしました。

 

昨日も内容の濃い研究会ができ、あっという間の2時間でした。コロナになって、大変なこともありましたが、私自身は自分の意識がそれまでと変わり、変わったことによって、より熱心な生徒さんがお越しくださるようになったので、嬉しいことも同時にありました。

 

学術的に四柱推命が日本で広がっていくこと、そしてより良い人生を歩むためのツールとして、予防医学として、多くの方に知っていただきたいという思いがあります。

 

 

 

 

さて、今日は先日のハーモニー食養生講座で質問にもでていた、複数の五味が重なる場合はどこにポイントを絞って選んだらよいのかについて、お話していきたいと思います。

 

食べ物の味は単純ではないので、五味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ)の中の複数の味をもつ作物もあります。

 

 

例えば、らっきょうは辛味、苦味。にがうりは苦味、微甘です。

 

五味というものは、基本の作用というものがあります。辛味は発散効果があり、気や血を巡らせる作用があります。苦味は、身体の余分な水分を排泄し、湿を改善する作用や熱を冷ます作用などがあります。

 

甘味は気や血、陰陽を補い滋養する効果などがあります。

 

にがうりのように、苦味、微甘となっていれば、苦味のほうが強いので、そちらの効能のほうを優先して考えれば良いです。実際に、夏の季節が旬のにがうりは、夏の暑気あたりを解消したり、肝の異常な熱をおさめる作用があります。

 

ですから、いくら自分にとって苦味にあたる火の五行がよくても、冷え性の方は控えめに食べたほうがよいでしょう。

 

らっきょうもちょうど今が旬ですが、こちらは辛味、苦味両方もっています。らっきょうの中医学的にみる主な効能は、辛味にある気を巡らせて冷えを改善する作用があります。

 

そのため、こちらはにがうりとは反対に、冷え性の方にはあっている食材となります。そして、熱っぽい陰虚タイプの方や肝陽が亢進して顔が赤っぽくなっていたり、喉の渇きが強い肝陽上亢タイプの方などは、食べ過ぎると熱がこもってしまい、ますます症状を悪化させてしまうので控えめにしたほうが良いのです。

 

らっきょうは苦味にも属しますが、こちらは熱を冷ます効能はなく、温性ですので温める作用をします。

 

四柱推命では体質やなりやすい病気というものがわかり、どの食材をどうやって補えば体調が改善するかがわかります。ただ、食の世界もとても奥深く、あらゆる角度から考察していかないといけません。

 

例えば私、佑木の場合はもともと八字(先天のエネルギー)は丑月水旺生まれで、火は弱く湿にかたよっています。大運(後天のエネルギー)も水旺運を最初いくので、火は滅火となり、とても湿にかたよってしまったので、もともとが強い冷え性、陽虚タイプなのです。

 

これが大運で強い火がめぐれば少しは改善しますが、くるのが50代後半になるので、今も冷えには、十分気を付けています。

 

五行では火は私にとっては良い五行ですが、苦味にあたる食材が全部良いかというと上記の説明のように、熱を冷ます作用が強い食材はあわないので、ゴーヤーも好きですが、夏の暑いときに熱を冷ましたいなというときに適量を食べるようにしています。

 

反対に私にとって、らっきょうは冷えを改善できる相性の良い食材です。らっきょうのもう一つの味、辛味、金の五行は私にとって今はよくない五行なのですが、食材の効能からみて悪くないので大めにとってもGOODなのです。(食べ過ぎはダメですが)

 

こんな感じで、四柱推命で体質判断し、食材を選ぶときは単純に五味のみをみて、自分にとっては火が良い五行だから苦い味を多めにとろうと考えると、誤りをおかしてしまうので注意が必要です。

 

四柱推命を読み解くときに、多方面からみてエネルギーを読み解くのと同じように、食材も体質判断とあわせて、五味、帰経、食材の持つ効能など複数の情報を考慮しながら選んでいくことが大切なのです。

 

夏は熱を冷ます作物が多くなります。冷え性の方は、こんな夏だからこそ、冷えに注意なのです。

 

昔、子供のころ、私は脾も弱く極度の冷え性だったのに、夏は暑い暑いといって、すいかやメロン、かき氷や冷えたジュースを沢山食べたり飲んだりしていました。すいかもメロンも寒性で冷やす作用が強いですから、身体がさらに冷えていたのです。

 

それで、案の定しょっちゅう、下痢をしていました。乳糖不耐症でもあったので、牛乳を飲むたびに下痢をしていました。脾が弱っていることでも下痢しやすいですが、それをさらに悪化させるような食生活をず~っと続けていたわけです。

 

そりゃ、脾も痛みますわ!という感じですね。それが原因で極度の胃下垂にもなってしまったので、エネルギー不足にならないように脾の養生、食の改善をしたら、あんなに毎日下痢をしていたのが、今は嘘のようにピタッとおさまりました。

 

小学生の頃は、授業中にもお腹が痛くなって席を立つことが多かったのですが、なんで自分はこんなお腹が弱いんだ?と疑問に思っていましたが、その原因がわかりませんでした。

 

中医学では不調の原因を探るために、事細かに弁証していくというかたちをとりますが、身体の不調の原因を知るって本当に大切です。

 

そして本当に食って大事です。食によって腸内細菌のバランスも整えることができるのです。

 

食の改善で心身のバランスを整え、運気UPを一緒に目指しましょう~♪

 

 

 

ハーモニー食養生講座は昨年にリニューアル、スタートしてから、まだ間もないのですが、四柱推命に絡めた食養生についても質問ができる、いろいろな情報が得られてとても奥深い、漢方薬の相談もできるなどなど、受講生の皆様から好評をいただけていて、嬉しいです。

 

 

7月からまた新規の講座がスタートしますので、興味がある!という方は良かったらこちらをご覧ください。四柱推命を学ばれている方は病源について中医学の知識をあわせると、さらに深く読み解けるようになりますよ^^♪

https://www.mituki-y.com/courses/foodhealth/

 

 

 

 

 

 


 

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