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腎(水)は陰陽の根源
こんにちは。佑木美月です。
夏至がすぎ、陽の気はピークをすぎこれから陰の気が冬至にむかって徐々に増えていきます。今年は遅すぎだと思いましたがやっとコロナも5類に移行になり、街に人も増え、私も春頃からいろいろと忙しくなってきました。
さて、今日は腎のお話です。
先日ある方とお話をしていたときに、私の四柱推命学入門の本に腰が金の五行に入っているので、腰痛は金だと思っていたというので、「腰は腎なので水ですよ」とお伝えした後に本を確認したら確かに当時(2017年の執筆時)は腰は金に入れていました。
四柱推命では私は師から、腰や歯や骨は金と習っていたので当時はそのような分類をしていたのです。
でも、四柱推命と一緒に発展してきた中医学では、腎と老化は深い関係があり、老化に関わる歯や骨、腰は水でみるのが常識です。歯は「骨余」とも言われ、中医学では骨の一部として考えられています。
講座のテキストはそのように変更していましたが、すでに出版した本を訂正するのはとても大変なので、これをお読みくださっている方で私の入門の本をお持ちの方は、お手数ですが、腰や歯や骨は水に、変更をしておいてください。
腎は先天の気が宿るところで、先天の気は生命活動の源であり年をとるにつれて減っていき、気が尽きたときに人は肉体の死を迎えるとされています。なので、基本的にはこの先天の気は増やせません。増やせたら、いつまでも若々しく死なないとなるわけで、それは自然の法則に反し、そうなったら地球は大変なことになってしまいます。
このように、腎は老化に関わり、年とともに不調が出てくる部位、耳が遠くなったり、歯が抜けたり、髪が白髪になるまたは抜ける、骨がもろくなる、腰がまがったり痛くなる、など、このような体の部位はすべて腎(水)と関わるとみます。
今日はもう一つ腎にからんでの大切なお話です。陰陽論の陰と陽、この根源は腎にあるのです。人体の陰液の根源は腎陰や真陰(しんいん)とも呼ばれます。体を潤す作用があります。
一方、人体の陽気の根源は腎陽、真陽とも呼ばれ、身体をあたため養う作用があります。
ですから、腎がいたみ、腎中の精気が不足すると腎中の陰が不足する陰虚、または腎中の陽が不足する陽虚としてあらわれることが多くなります。
陰虚は潤い不足で体の熱を下げる陰の気が不足し総体的に熱を持った状態、陽虚は体をあたためる陽の気が不足し冷えが強くなっている状態です。正反対の症状に感じると思いますが、どちらも主に腎の弱りが関係しています。
四柱推命の八字のエネルギーをみれば、陽虚や陰虚どちらになりやすいか判断ができます。私は完全に湿土金水側に傾いて冷えがきついタイプなので、陽虚です。
木火燥土側にかたむきすぎていて、大運でも改善されなければ陰虚になる可能性が高いです。私の生徒さんでも実際にそのようなエネルギーに傾いていて、ひどい陰虚症状に悩まされていたという方がいました。
陰虚も陽虚も腎をいたわることが養生の基本です。また金の肺は腎を養いますから、肺の養生も大切です。
肉体的、精神的な疲れは腎の気を消耗しますので疲労がたまらないように睡眠はしっかりとりましょう。ストレス発散できるような趣味をみつけるのもよい方法です。
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