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合わない漢方薬の長期服用はNG!
こんにちは。佑木 美月です。9月ですね。今年もあと4ヶ月。人生本当にあっという間です。今年はとにかく、今のうちにしかできないこともダーッと進めています。そのため8月は忙しすぎて、ブログが全然更新できていませんでした。
最近ですが、四柱推命と合わせて、漢方薬のご相談なども増えています。なかでも、合わないものを6ヶ月~1年以上もの長期にわたって飲み続け、体調が悪化されているかたもいます。漢方薬は、副作用がないと思われている方がいますが、副作用はありますよ。
ひどいと、劇症肝炎など重篤な症状を引き起こすこともありますので重々注意が必要だと思います。
中医学の研究会でも、2~3週間も服用すれば合うものであれば症状が改善されるという症例、お話をお聞きしました。
私も、今は漢方を服用していませんが、以前飲んでいた抑肝散陳皮半夏(よくかんさんちんぴはんげ)、これは私の四柱推命上からみる体質にもぴったりの漢方なのですが、これを飲んでいた時はイライラもすぐにおさまり、不眠も改善されました。わりと早い段階で効果を感じていました。
今、また更年期症状もあるのかもしれませんが、イライラが発生しやすくなっているのでまたその漢方をいただいてこようかな~と考えているところです。
個人の体質、イライラの原因は人それぞれ違いますので、抑肝散陳皮半夏がどなたのイライラにも効果があるというわけではありませんので、その点はご注意ください。
中医学には、疾病の過程で部位や正気と邪気、病因と症状の関係を表す「本」と「標」という考え方があります。
わかりやすくいうと、「本治」とはその病態が起こっている原因そのものを改善させる治療のこと、「標治」はまさに今発生して苦しんでいる症状を改善していく治療のことです。
標治は対症療法的であって、本治は病気になるもとをつくっている体質を改善させていくものです。
基本は、「治療は必ず本に求める」という考え方から、本治が主ですが、場合によっては標治を優先させなければいけないときがあります。
例えば、高熱、大出血、尿や便が出ない、などの症状がでたときは、まず熱を冷ます、出血を止める、尿や便を出すという治療を優先させて、その後に高熱や大出血などが発生した根本の原因の治療をするというような順番です。
なので、例えばもとは陽虚で冷え症だとしても、その方の体内で熱が盛んに発生していたら、まずはその熱を冷まさないといけないということです。その後に陽虚の体質を作っている根本の原因の治療をしていきます。
たとえば、胃脾(土の部位)が弱っていて気血が不足していることが原因で冷えが出ている場合は、胃脾をたて直す、気血を補う漢方薬を服用するということです。
上記の順番を間違えて、冷え症だからといって温める漢方薬を服用していたらその熱はおさまるどころか、より体内に熱がこもってしまって症状が悪化しNGです。
また、標本同治(ひょうほんどうち)という、標と本が同じくらいに重たい症状の場合は標と本を同時に治療するという方法もあります。
このように中医学はその方の体質、出ている症状などにあわせ、様々な考え方があります。
なので、半年以上もの長期間、漢方薬をきっちり飲んでいるのに、いっこうに良くならない、むしろ悪化しているという場合は、その漢方薬があっていない可能性が高いです。
自分で、体質を理解し、基本的な中医学や漢方知識をもっておくと、いざといったときにこの漢方薬が欲しいと探せば、今は薬局やネットショップでも買えますから、とても役に立つのです。
ただし、流通している漢方薬はまがいものもあるようなので、ネットショップで買う場合は信頼できるところであるか、きちんと事前のリサーチが必要です。
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