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病気発症の6段階ー未病のうちに「肉体・精神・魂」の調和を回復させる
こんにちは。
佑木 美月です。
本日、12月の節入り日で甲子月に入りました。
これから冬至に向かって陰の気がピークに達します。
デトックスの期間でもあるこの時期、
自分の中の必要な物、不要な物を整理していきましょう。
物だけでなく、ネガティブな思いこみや記憶、人間関係なども全て含めて。
より良い新年を迎えるために大掃除と自分の中のデトックスは大切です。
良いものを取り込むには不要となったものを出していかないと
良いものが入ってきてくれません。
さて、今日はアメブロの方でも過去記事がありますが、
2年前に私がヨガを通してインドで学んできました
アーユルヴェーダからみる「病気発症までの6段階」について改めてお話します。
アーユルヴェーダは古代インドから伝えられている伝統的医学であって、
「身体・精神・魂」を扱う生命に関する学問です。
アーユス(生命・寿命)、ヴェーダ(科学知恵)
=「生命の科学」「寿命の科学」「生きていく知恵」の意味を表しています。
治療より健康を保つことを大切にし(予防医学)、
治療法も画一的でなくて個人の体質を把握して、
自然に近い治療法を用いるという点では中医学と似ています。
こういう学問は根本は同じところで繋がっているものだと思います。
アーユルヴェーダで伝えられている病気の6段階は以下になります。
1.Sanchaya(サンチャヤ)―蓄積
2.Prakopa(プラコーパ)―憎悪(増えすぎて悪化)
3.Prasara(プラサーラ)―拡散(血により身体に回り始める)
4.Sthana samshraya(スターナサーシャ)―定住
5.Vyakta(ヴィヤクタ)―病気の発症
6.Bheda(ベーダ)―慢性化。完全に変化し病気の1番上のレベル
このように病気には6段階の進行があるのですが、
医者で「病気です」と診断がされるのは5段階まで進んだときです。
この5段階まできたら、もう最初の健康状態まで戻すのに
同じだけの長い時間をかけなければいけません。
またクリヤー(浄化)、食事療法、マッサージ、アーサナ(ヨガ)
などを取り入れて、自力で元の健康状態に戻せるのは3段階目の進行までです。
四柱推命での大運が忌神運をいっているときは、
特に上記段階が進行しないように日々の養生につとめることが大切です。
喜神運に入ってから病気の診断をされたというお話もお聞きしますが、
急性の病気以外は、急に発症したのでなくて忌神運のときから
徐々に病気は進行していたということなのです。
又病気は、中医学でも単に飲食不摂生や房室不摂生(過剰な性交渉)、
六淫(風、寒、暑、湿、燥、火の病邪)が原因で起こるものだけでなく、
精神の問題が病気をつくると言われています。
内感七情といわれるものですが、
怒(木)・喜(火)・思(土)・悲、憂(金)・恐、驚(水)
という感情が必要以上に継続するとその感情に関わる臓腑が傷み、
病気になると言われています。
これも四柱推命で自分の生命エネルギーをみてどの五行の働きが
悪いのか分かれば、どの感情を抱きやすくなるのかわかります。
また木火の働きが悪い方はメンタルバランスを崩しやすいのでより
注意が必要ですね。
私たちの現代の生活は外部では様々な情報も氾濫し、
生きていく上でストレスを抱え込みやすい環境になっています。
日々の生活の中で、「自分の感情の波を止める」時間をもつこと、
瞑想が効果的ですがそういう時間を5~10分でも良いので
取り入れて行くことも大切だと思います。
続けていくと、普段いかに自分が周りに引っ張られ、
他人の影響を受けているのかが次第にわかってくると思います。
自分を自分の真ん中にちゃんと戻してあげることが大切なのです。
私は今毎朝、メディテーション(瞑想)とヨガを20~30分程の
短い時間ですが行ってから1日のスタートをしています。
とても快適で、すでに習慣化していますので
行わなかった日はなんとなく調子が悪く感じています(笑)
ほんの数分でもできることからで良いので小さく始めてみると
意外に長続きしやすいものです。
是非トライしてみてください☆彡
サンスクリット語、挑戦してみましたが上手く書けません~(笑)
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