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便秘Ⅱ―中医学・漢方と四柱推命
今晩は。
佑木 美月です。
今日は「中医漢方と四柱推命」から、
前回の続きをお話していきます。
前回は「実証」の便秘についてお話ししました。
読まれていない方は以下リンク先からお読みいただけます。
今日は、「虚証」の便秘について解説をしていきます。
虚証の便秘は、「虚秘」と「冷秘」があります。
このうちの虚秘は、「気虚」と「血虚」が原因の便秘になります。
【虚秘】
<<Ⅰ.気虚タイプの便秘の症状>>
1.便意はあるが力んでも排出できない
2.排便に時間がかかり、排便後に脱力感をともなう
3.便は硬くない、乾いていない
4.日頃から汗をかきやすく、排便時に力むと汗が出る
5.顔色は白っぽくつやがない
6.疲れやすく気力がわかないことが多い
生まれつき又は老化、慢性疾患、疲労などによって、身体を巡っている気が消耗することで腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱くなり、便秘になります。
このタイプの便秘の方は、不足している気を補って便を出しやすくする作用のある食品や薬草を摂っていくと改善されていくでしょう。肺(金)、脾(土)、腎(水)の機能が弱っていることが原因で、気虚になっている場合がありますので、それらの五臓の働きを改善させていくことも大切です。
四柱推命上は、日干のエネルギーが弱っている方、五行の土金水の働きが良くない方がこのタイプになりやすいと言えるでしょう。年齢とともに気はだんだん減っていきますので、加齢が原因となることもありますが、もともと気虚タイプの体質の方は年齢とともに生活習慣を改善し、体力を激しく消耗するようなことは避け、また些細なことに気を使いすぎないようにすることが大切です。
気は疲れること(精神面含め)をすれば消耗してしまうからです。
<お勧めのお茶や食品>
気を補い、便通をよくする食品がおすすめです♪
山芋、にんじん、じゃがいも、お米、かぼちゃ、しいたけなどです。
漢方茶は山扁豆(さんぺんず)がわりとゆるやかに、便通をうながしてくれる作用があります。はぶ茶や枳殻(きこく)も便通を促す作用がありますが、効きすぎるかもしれないので体質に合わせて調節が必要になってきます。
このタイプの方が、市販の下剤を用いると慢性的な下痢になったり、体力が奪われてしまうことがあったりするので注意が必要です。
また、日を改めて食養生についての連載もしていきたいと思っています。
では今日は長くなってしまいましたので、このあたりで終わりたいと思います。次回はこの続きで「血虚」が原因の便秘についてお話をしていきます。
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