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眩暈(げんうん)vol.2ー中医学・漢方と四柱推命
こんにちは。佑木 美月です。
今日から、眩暈の原因について一つずつ解説をしていきます。眩暈は「内傷」といって、日常生活の飲食の不摂生や精神的なものなどが原因で、臓腑が損傷しおこるものになります。
内傷に対し「外感」というものがあります。外感は、風邪などのように、季節や気候、環境などの外界の要素が原因で発生する病になります。
今日は実証にあたる原因の1つ、肝火上炎について解説していきます。
肝火上炎は、肝気鬱血が長期化して、ストレスや情緒の変化が加わり熱証が起こったものになります。
イライラしやすい、頭痛、めまい、耳鳴り、のぼせ、目の充血、多夢、口が渇く、便秘、月経過多、吐血、口が苦いなどが、主な症状としてでてきます。
肝火旺盛となって、肝陰が損傷し肝陽が上昇して眩暈を引き起こします。このタイプは実証ですから、怒るエネルギーもありますから見た目は、わりとパワフルで元気にみえます。
しかし、決して健康な状態ではありませんので、このままの状態をほっておくと虚証に転じたり、他の五臓にも影響を及ぼしていくので注意が必要です。
治療原則は、肝火を鎮めることです。
ストレスが主な原因になっていることが多いので、そのストレスを取り除くこと、気の巡りをよくするために、軽い運動や呼吸法を行うとよいでしょう。
交感神経が優位になっていることが多いので、副交感神経を良く働かせるために、心身共にリラックスできる環境をつくること、良質な睡眠がとれるように工夫をすることなども、症状の改善になります。
四柱推命上の生命エネルギーも、木のエネルギーの働きが悪く、大運でも改善されなければ、このタイプになりやすいです。
食材は、肝火を鎮めるセロリやトマトや緑茶などがよいでしょう。しかし、摂りすぎは内臓の冷えにもつながりますので注意しましょう。
あと、実証タイプの方は基本的に食欲もあってパワフルですから、ストレスをお酒や食べることで発散させている方も多いです。
お酒は、肝をますますいためますし、また、油や砂糖は肝臓の負担になりますのでより、肝火上炎の症状を悪化させてしまいます。
ストレスは、何がストレスになっているのか、言語化し、原因をつきとめ、対処方法を考えていくことで、本当の解決につながり生きることも楽になっていきます。
一時的に、お酒を飲んだり、やけ食いをして憂さ晴らしをしても何の解決にもならないので、「ストレスがたまる!」と思ったら、「自分がストレスと感じるのは何なのか?」問いかけてみてください。
成長につながるストレスであれば、目的達成後の姿を思い浮かべることで乗り越えることができます。この場合のストレスは、のりこえなければ、次のステージへあがることができません。
成長につながらないストレス、例えば職場などでの理不尽ないじめや家庭内でのモラハラなど、こういうものは離れること、手離していくことで、解決につながっていきます。
次回は、実証の原因の2つ目、痰濁中阻についてお話していきます。
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