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眩暈(げんうん)vol.5ー中医学・漢方と四柱推命
こんにちは。佑木 美月です。
一時的だと思いますが、少しコロナ感染が減少し緊急事態宣言が解除されましたので、今月から大阪での対面講座も再開しています。8月からズームのみでの講座が続いたので、「久しぶりの対面で楽しかったです!」とのお声も。
まだ辛抱の時期は続くと思いますが、早く収束にむかってほしいと願うばかりです。
さて、今日は眩暈の4つ目の原因、虚証タイプの「気血虧虚」(きけつききょ)についてお話していきます。
気血の両方が不足し、脳を養えなくなることによって眩暈がおこるのです。
症状は、気が不足していますから、疲労によって悪化したり、顔色は白っぽく唇にもつやがない、髪のつやがない、動悸や不眠、喋る元気がない、食欲がないなどです。脾や胃(土)の働きも悪くなっているでしょう。
このタイプの眩暈を改善していくための方法は、①気血を補うこと②脾胃を養い、働きを改善させることがポイントになります。
漢方薬では、「帰脾湯」(きひとう)がおすすめです。帰脾湯は脾気を補う、精血を補う、精神を安定させる名方であると言われます。心脾両虚タイプの不眠症の方にもこの漢方薬はあっています。
また気血は夜に養われると言われますから、夜12時までには寝て、最低でも6時間は睡眠時間を確保することが大切です。
余談ですが、コロナの後遺症が起こるのも、五臓が損傷し、身体の気血水の巡りが悪くなり改善できないからです。
中医学では長引く病は必ず腎を傷つけると考えられています。
嬌臓(きょうぞう)とも言われる、脆い五臓の肺(金)に入ったコロナウイルスは、まず肺の五臓を傷つけます。
肺は心(火)によって制御されていますから肺が弱ることで、心に影響を及ぼします。胸に集まる気が不足することで、胸にある心も気が滋養されず、心気虚という症状にもなります。
心(火)が弱れば、それを制御している腎(水)にも影響を及ぼします。
「津血同源」という言葉がありますが、血も水もお互いに依存しあっているため、津液が消耗すると気血が不足し、気血が不足すれば津液も不足するという状態になります。
そのため、主に肺や腎を補いながら、気血を補っていくということがポイントになってくると思うのですが、自分でもできることは食養生と必要なら漢方薬治療、そして、最低6時間以上の睡眠確保です。後遺症がある方は、寝すぎもよくありませんが7時間、8時間は寝た方が良いと思っています。
嗅覚障害は肺の五臓(金)、味覚障害は心と脾(火、土)が関係しますが、食べても味がないというのは、本当にしんどいと思います。なかなか治らなければ、中医学の分野も専門で学ばれているドクターの診察を受けてみると良いかもしれません。
生駒の畑も、季節のお花が沢山咲いています♪
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