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癲癇について

今晩は。佑木 美月です。

 

もう8月も終わりですね^^ デルタ株が広がり、今は大阪の集合講座も、個人レッスンも、コンサルティングなどのお仕事も全部ズームでのオンラインにしているので、巣ごもりです・・・。

 

意識して運動をしないと、本当に運動不足になりそうですが、朝のヨーガと週1.2回の畑での農作業で運動不足は解消されているのが幸いです。奈良は坂だらけですから・・・学園前が最寄り駅ですが、そこに行くまでも坂道、生駒の畑に行くまでも、けっこう急な坂が続いたりします。

 

さて、日曜日は1日四柱推命講座を行っていました。午後のプロコースでは「癲癇」をどうやってみるかという質問があり、私も中医学の教科書をもう一度見直すきっかけにもなって、良かったです。なので今日は、癲癇についてお話をしていきます。

 

 

現代医学では「癲癇」という病気でひとくくりにされています。中医学では明代に入って初めて「癲狂」と「癇証」というものは異なるものであると区別されたのです。

 

どちらも精神に異常をきたすものになりますが、癲狂は痙攣をともなわないもの、癇証は痙攣をともなうものです。癲癇は「癇証」になり、発作的に精神が異常となる疾病です。

 

そして五臓では主に、肝・脾・腎がいたむことが原因になってきます。それによって風陽痰濁が頭部へ上昇し、心竅をふさいでしまい、経絡へ流れ込んでしまうことによって引き起こされると基本的には考えられています。

 

痰濁というのは字のごとく濁った汚い痰、体内にたまった汚い水のことです。

 

肝はストレスを最初に受ける場所になり、気をのびやかに巡らす作用があります。働きが悪ければ気の上逆が起こります。そして腎も脾も水の巡りに関係している五臓です。

 

四柱推命上の生命エネルギーも肝(木)脾(土)腎(水)の働きが悪ければ、癲癇が起こりやすいと言えるでしょう。どの程度いたむのか、その方のおかれている環境や食生活なども関係してくるでしょう。

 

芸能人では若くして亡くなられた階戸瑠李(しなとるり)さんが、持病で癲癇があったと書かれていました。生年月日もあっているかわかりませんが参考程度にだしてみます。

 

1988年10月30日 生時不明 女命

戊辰
壬戌(土旺)
戊午
○○
7才~辛酉
17才~庚申
27才~己未―2020年庚子年死亡

 

出生時刻もわかりませんので正確さに欠けますし、大まかにしかみませんが、八字内では水は両脇の根有る戊土から剋されています。時間によりますが、おそらく日干は強と思います。

 

いつから癲癇がでていたのかはわかりませんが、若い頃は調べたところ大きな忌象のようなものがなかったので、己未大運に入ってからでしょうか・・・。

 

己未大運は、ここは土が団結し水はかなりの剋を受けます。土の胃や脾の働きも、水の腎の働きも悪くなるでしょう。また土大過すれば、木(肝)は反剋で傷みます。メンタル面の問題もでてきやすいでしょう。

 

時間がないのでざっと読み解きましたが良かったら参考にしてください^^

 

 

 

 




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