こんばんは。佑木 美月です。
日曜日は、ビギナーコース16期の講座でした。四柱推命と中医学・漢方から病気と薬膳、四診の中の望診、それからコロナの後遺症時の食などについても話題がおよび、内容の濃い時間になりました。
やはり、体質を知って自分に合った食で免疫力ＵＰにつとめることが肉体だけでなく心の健康にもつながっていくと思います。今コロナ感染がまた拡大していますが、安全性がしっかり確認されていない,、mRNAワクチン接種よりも、「免疫力UP」につとめることが1番だと私は思っています。
最近、つくづく健康は大切だなと実感します。なぜなら、私たち人間は少し体調がおかしいだけで、メンタルもそちらに引っ張られてしまうからです。
頭痛だけでも、不快な気持ちになりがちで、きちんと感情のコントロールができる人であれば問題ないですが多くの方は、肉体に痛みなどの問題があれば、ネガティブな感情になりやすいのです。
そのことによって人間関係がぎすぎすしたり、意志が弱くなって挫折しやすくなったり、ネガティブな方向へといってしまうことが多いのです。
自分の魂の真の目的を成し遂げたいと思ったら、心身共に良い状態を保つことが何より大切です。自分でしか自分の身体のメンテナンスはできません。
それからご案内になりますが、次期の四柱推命ビギナーコースについてお問合せをいただいていますが、次のビギナーコース18期、新規講座のスタートは7月になります。また募集要項は、今月中にHPにUPしますが、メールマガジンでもご案内します☆彡
さて、今日は不眠症の続きです。今日は虚証タイプの「陰虚火旺」の不眠症についてお話していきます。
虚証ですので正気が衰えてしまっているということです。陰虚というのは、体内の血・水が不足し、身体が総体的に熱を持った状態になっているということです。
血・水が不足しているので潤いがなくなり、髪がぱさついたり、肌が乾燥気味だったりします。シミが増えたりもしますので美容には大敵です。
四柱推命の生命エネルギーでは、木火燥土の暖燥の陽のエネルギーが強く、湿の気がほとんどない方はこのタイプになりやすいでしょう。
その他に、金水湿土側の寒湿の陰のエネルギーに偏っている方でも、この場合は血虚という血不足になりやすいですから、血虚が進行することで、陰虚になる場合もあります。私はこのタイプです。血虚から陰虚に進行し、シミが増えました～！！今は食で改善しました^^
症状は、動悸があったり不安、焦燥感がある、不眠、頭が重だるい、耳鳴り、物忘れ、腰の痛み、熱っぽい、口の渇き、男性は夢精、女性は生理の経血が少ないなどです。
もともと腎の気が弱く、腎陰不足の方は心の火を制御できずに、「心腎不交」となって火が旺盛になります。腎（水）と心（火）はお互いに深く関連していますので、どちらかが衰えると一方にも問題がでてくるのです。
また心と腎、水と火のバランスは四柱推命でも重要視しますが中医学も同様で、このバランスが崩れると心身ともに病気におかされやすくなります。
一方、血虚が進行し陰虚になる方は、「津血同源」といって血が不足すれば津液も不足してくるため、症状が進めば陰虚になるわけです。
このタイプの不眠の方は、「陰液」を養うことがポイントです。気血は夜に養われますから、夜は早めに寝て、6時間~7時間は睡眠を確保したいものです。
また五臓の肝は血を貯蔵する役目がありますが、この肝は目の酷使で痛みますから、夜な夜なスマホやパソコンをみて目を使うのも避けた方が良いでしょう。イライラも肝をいためますから、穏やかな気持ちでいることを大切に。
食材は血を補うにんじんやほうれん草、それから滋陰に働くクコの実もおススメです。あと、腎に良い食べ物は小豆もおススメです。できるだけオーガニックのものを。
漢方薬は、黄連阿膠湯（おうれんあきょうとう）や天王補心丹が良いです。陰を滋養し火をおさえます。また精神安定作用もあります。不眠がひどいという方は、眠れるようになるまで、漢方薬を併用するというのも良いかと思います。
でも漢方薬も薬ですし、ずっと飲むものではないので、症状がおさまれば食養生でコントロールしていくことをおススメします♪
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