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中村天風さんより学ぶ ~ビジネス運UPのための天風語録!!~
こんにちは。
佑木 美月です。
3月も終わりですね~!
あっという間に1年の4分の1が経過しました^^
今週は地元静岡からはるばるお越しくださったお客様のビジネスのご相談
、個人レッスン、大学の履修登録など、公私ともども
いろいろと重なってドタバタとしていました。
来月からいよいよ大学も始まるので、どうなることかと思っていますが
忙しい方が性にあっているのと、新たな学び&出会いにワクワクとしています。
それで昨日は東京の方から四柱推命講座についてお問合せをいただいたのですが、
これから大学の行事関係などで東京へ行くことも増えて行くと思いますので、
東京でのセミナーも日程調整ができましたら行いたいと思っています^^
ご希望であればお気軽にお問合せくださいませ~(^▽^)V
さて・・・今日は中村天風さんの著書からビジネス運UPにつながる言葉をご紹介
していきたいと思います。
中村天風さんの本は何冊か持っていますが、最近本屋さんを通りかかった時に
たまたま見かけた文庫本。気になったので買って読んでみました。
天風さんは、実業家でもありましたが後に天風会をつくられ心身統一法を
広められ政財界の実力者をはじめ多くの方々に、大きな影響を与えられました。
とても偉大な方なのですが、人生はかなり波乱万丈です。
波乱万丈だからこそ築きあげることができた天風思想だとも言えますが。
四柱推命でもちょっと簡単にみてみます^^
1876年7月30日 AM11:00~12:00頃 東京都
※出生時間は出典があきらかではないので正確かどうかはわかりませんが・・・。
(年)丙子
(月)乙未(土旺)
(日)己亥
(時)庚午
八字は未月の土旺、土の気が強まっている時の生まれ。
7月末頃の生まれですので次の申月、秋の季節へと近づいています。
子亥水は未土に納水されるため、元々燥土の未も湿の気を帯びています。
夏月の乙木は火が強すぎると焚木となって燃え尽きてしまいますが、
この八字の月干乙木はそうはなっていません。
斜めからの水の生木もあって年干丙火の反生の功も得ています。
そのため乙木の官殺としての働きも期待できるのです。
また八字の流通も素晴らしいです。
年干丙火は湿化した未土へ洩れ、日干己土は未の幇あって
金水と流通、亥水はまた月干乙木へも流れています。
この八字の位相は高いです。
松下幸之助さんの八字でも解説しましたが、
先天運が良いということはもともともっている資質、能力が高いということなので
後天運(大運)で悪い運が巡っても、なんとかなるものです。
日干はやや強。
格は真の得令格。
喜神:金・水
忌神:燥土、火
閑神:木、湿土
用神:庚
調候:バランス良い
大運:立運2才8ヶ月立運
2才~丙申
12才~丁酉
22才~戊戌
32才~己亥
42才~庚子
52才~辛丑
62才~壬寅
72才~癸卯
82才~甲辰
92才~乙巳
・・・
天風さんの人生の転機、大きな影響を及ぼしている出来事は30才(丙午年)に患った
進行性の早い肺結核です。
大運は戊戌大運の土旺の土の強まっている大運。
天干戊土は地支未戌の幇あって強く、水を剋しています。
さすがに時干庚もこれでは埋もれます。
おまけに流年はますます土を強める火が天地に巡ります。
四柱推命の示すごとく、金の部位の肺に病源がでています。
金は免疫にも深く関係していますので免疫力も低下していたのでしょう。
この病気をきっかけに、アメリカへ渡り自身の病気の原因の研究を行ったり
ヨーロッパにも行きますが、納得のいく答えがでずに日本へ帰国することに。
この帰国途中にヨーガの聖人カリアッパ氏と出会い、氏に言われるがままにインドへ行き
約2年半のヨーガ修行を行い、結核は完治!
この頃の大運は己亥の水の強い大運に入り土金水とめぐって良化しているのですが、
あの時代に結核が完治するとはすごいですよね^^
その後は日本に帰国し、実業家として活躍されていましたが1919年に財産を処分し、
心身統一法を説き始めます。
ざっと経歴ですが、こうしてみると四柱推命の忌神運での一見良くない出来事が
魂の目覚めるきっかけとなっていたり、後の仕事への出会いになっていたり
することがわかると思います、
だから吉凶は単純に良い悪いの区別などできないのです。
忌神運の適切な言い方があるとしたら、
さらに成長するための「魂の修行の時期」と言えるでしょう。
大きな負荷のかかる課題がふってきても、
ポジティブな気持ちで正々堂々と乗り越えて行けば、
自分自身が大きくステップアップするチャンスが目前に開けてくるということです。
だから忌神運は怖がらなくてよいんですよ!というのが今の私の考えです。
むしろ、恐れの感情が人生を前進することを妨げていく方がよっぽど恐ろしいのです!!
天風さんが著書で事業家に言いたいこととして、おっしゃっていた言葉を
ご紹介します。
「そしてかくのごとくに意欲を燃やしていれば、いつかは宇宙霊は何をなすべきかを
教えたもうにきまっている。
私が事業家にいいたいのは、ここだ。
宇宙霊からこれをしろと言われないのに、
自分の欲望でもってしようとしたことはそう滅多に成功するものではない。
事業に成功するのは自分が欲望から離れて何かを考えた時に、
また、その考えたことを実行したときに成功するのだ。
同じ事業家でも欲の固まりでやる者と
「この仕事で世の中のために本当に役立つものを提供しよう」
という気持ちでやるのとでは、その結果が全然違うのである」
(運命を拓く/中村天風 講談社文庫P195より引用)
経営をしていれば、いろいろな課題がふりかかってきて、
時に道がふさがってしまったように思える時もあります。
ですが、自分の才能にみあったもので
(才能は神様からのプレゼントで誰にでもあります)、
「世の中のために本当に役立つものを提供しよう」という気持ちで
取り組んでいれば必ず道は拓けてくるでしょう☆彡
明日から4月がスタートです♪
新たな気持ちでがんばっていきましょう~☆彡