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岡本太郎さんの作品と自分に挑戦し続ける人生
今晩は。
佑木 美月です。
一昨日、岡本太郎さんの作品「太陽の塔」を観に行ってきました。
今大学でとっている「グローバルリーダーのための教養」という科目の自分の課題研究のためでもあるのですが、実物を実際に観に行った方が圧倒的に得られるものが大きいと思ったので急遽予定を変更して現地に赴きました。
岡本太郎さんは、大好きな芸術家の一人。
昔、人生で壁にぶち当たって苦しんでいた時に、彼の作品は自分自身に常に挑戦し続けるという生き方、活力を私の中にわき起こしてくれたのです。今も数々の作品と太郎語録は私の活力の源になっています。
高さ70メートル、腕の長さ25メートルもある巨大な太陽の塔は、お腹の太陽は「現在」を、頂上の黄金の顔は「未来」を、背面の黒い太陽は「過去」を表しています。ここで過去・現在・未来の輪廻を表現。
塔の内部にある「生命の樹」は地下の原生時代の生物からはじまり、三葉虫時代、魚類時代、両生類時代、爬虫類時代、哺乳類時代へと上に向かって進化していき、計33種類の創られた生物が巨大な生命の樹にびっしりと集っています。
生命の根源から私たち人類が誕生するまでの未来に向かう「生命のエネルギー」、表の太陽の塔の過去・現在・未来、生命の進化の過去・現在・未来が内と外で一体となって表現され、作品から感じられる「生命のエネルギーの力強さ」に感動!圧倒!され久しぶりに興奮しました。
当時、仕事の依頼を受けた彼は、「とにかくべらぼうなものを作ってやる!」と言って、構想を練ってこの壮大な太陽の塔を完成させたそうです。確かに「べらぼう!」ですね!!
岡本太郎さん自身の四柱推命の生命エネルギーはどうなっているのか、気になったのでだしてみました。
出生時刻もわからないので今日は簡単に。
1911年2月26日 生時不明
辛亥
庚寅
丁卯
〇〇
7才~己丑
17才~戊子
27才~丁亥
・・・
八字は2月の雨水以降の生まれで、木の気が強い季節です。寅卯団結し木のエネルギーはかなり強くなっています。月干庚は質的には弱いですが強すぎる木の気をやや抑え、薬的な働きをしているところが良いのです。
丁火、庚と革新的な干が並びます。寅の竹を割ったような性格、毅然として目標に向かって真っすぐに突き進んでいく性情などがよくでていると言えます。卯は優しく感受性の強い支です。よくでると情報収集力にたけてユーモアがあって、お話上手な面もでてきます。
丁火は悪く出ると暴走や反逆などありますが、その「反逆」も古いもの、体制をぶち壊して新しいものを創るという良い方面へ昇華させているといえるでしょう。
若い頃は、冬月の水の強い季節が巡りますので、また水が木を強めてしまうこともあってあまりいい傾向とは言えません。しかしこの頃の心の葛藤や環境の問題は、それに真正面から向かい合って解決されていったので、後の糧になっているということなのです。この苦難の乗り越え方が、以前解命した太宰治さんと全く違うところです。
「壁は自分自身だ。」
「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」
「人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。」
・・・・など沢山の「岡本太郎語録」は人生やビジネスの壁をブレークスルーするためのヒントがちりばめられています。
四柱推命の運が低迷している時、いろいろな問題がふりかかってくることがあります。そこで、自分がどう立ち向かうかで、成長できるのか、堕落していくのか、同じ繰り返しをするのか、小さくまとまってしまうのか・・・分かれていきます。
運が低迷している時は「自分自身が真に成長できる時期」なのですから、無駄にしたら本当にもったいないです。
精神的にもかなり負荷がかかったりすることもあるのですが、その時に活力をあたえてくれるものが優れた芸術作品にはあります。
あなたに活力をあたえてくれる美術、音楽、文学作品には何がありますか?