国際中医師とは
国際中医師(国際中医専門員)について
「中医師相当の知識を有する中医学の専門家」として中国政府の外郭団体である「世界中医薬学会連合会」が認定している国際資格です。
中国には国家資格として、西洋医学の西洋医師と、中医師(漢方医)の資格があります。
「中医師」になるためには、日本の医大と同じような中医薬大学などに入学し、国家試験に合格しなければなりません。
そのようななかで、中国政府は中医学を世界的に普及させるために、「国際中医師」の資格を設けました。
理論と臨床診断の試験をおこない、客観的に専門レベルを評価し、中医学水準の向上を促進するということが目的とされています。
この資格は、定められた中医学の教科を一定時間履修したあとで、世界中医薬学会連合会が主催する
国際中医師試験(国際中医師標準試験)に合格することで認定されます。
なお、医師免許ではありませんので医療行為はできません。医師免許との混同を避けるために、日本では、「国際中医専門員」という表現もされています。
当アカデミー代表佑木は、2022年10月の試験に合格しこの資格を取得しました。