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松下幸之助さんのビジネス運と経営哲学
こんにちは~^^
佑木 美月です。
昨日は今月から入会された生徒さん、少し遠方の三重県からお越しくださり
四柱推命の個人レッスンを行っていました。
皆さん、四柱推命を学ばれる理由はさまざまです。
自分と他者を深く知って人間関係を円滑にするためとか、
今の仕事にプラスアルファのサービスを付け加えるためとか、
セカンドキャリアに活かしていくなど・・・
学ぶための将来的な目標をはっきりさせると、
モチベーションを維持してプロセスを楽しみながら
勉強を進めていくことができるのだと思っています。
先日からは、大学の体験受講もスタートし、仕事が終わってから夜な夜な
1時間だけでも時間をとって視聴していますが、かなりハードな日々になってきました(笑)
でも不思議と時間が詰まっている方が、
時間の使い方が上手くなれることに最近気がつきました。
それはまたの機会にお話します。
さて、今日は久しぶりに起業家・著名人の八字考察をテーマに
お話をしていきます。
2018年で創業100周年を迎えた巨大企業のパナソニック。
以前も記事を書いたことがありますが、改めて創業者の松下幸之助さんの
命運と経営哲学をからめながらみていきたいと思います^^
松下幸之助さん
1894/11/27 AM08:00 和歌山県和歌山市
真正生時:AM8:13頃
(※出生時刻は調べたものですが、正確なものかどうか断定はできません。)
(年)甲午
(月)乙亥
(日)癸酉
(時)丙辰
亥月、水の気が強い月の生まれで日干癸水は月支亥に通根しています。
辰酉は支合でやや弱化しますが残り、時干丙火は辰土へ洩らし、
時支辰から湿土生金生水生木生火と年に向かって流通しています。
綺麗な流通です。
日干と時干丙火の間に通関の木がないため、
運才によって剋財の忌象がでてくる可能性があることは
頭に入れておいた方が良いでしょう。
日干から食傷→財へと流れていますので
先天運もお商売に向いていると言えます。
また性情面では癸水・乙木の女性的な細やかな部分と、
それとは反対の亥辰の押しの強さももっていますから、
リーダーシップを発揮し突き進んでいく反面、
細部にも目が届くような細やかさもあわせもっていると言えます。
官殺は弱く印に流れていますので、
商売人タイプですが辰の正義感が良く出れば発揮できます。
幸之助さんの利他の経営哲学がつくられた要因のうちの1つに
入っているともいえるでしょう。
日干は強です。
格は真の得令格
喜神は木、火
忌神は湿土、金、水
閑神は燥土
用神は甲木
調候は丙、午あって良い方。
立運は約3才4ヶ月頃です。
簡単になりますが大運をみていきましょう。
3才~丙子
地支には強力な子水がきます。子午剋で午火は弱化。
亥子団結し水は強力ですから水木と流れてはいますが、木は湿木となって
火への流通は滞ります。水火剋戦の財の忌には注意の運。
1899年(己亥年)の5才頃に父が米相場で失敗し破産。
下駄屋を始めるがこれも失敗。財の忌象です。
9才から丁稚奉公へだされるが、この頃から商才が顕れはじめる。
身体も虚弱体質で弱かったようです。
13才~丁丑
丑湿土は火を晦火し生金。また丑は水に近い土でもあります。
ここも木から火への流通は滞っていますし良くありません。
9才からの丁稚奉公で5年程商家で暮らした後、「大阪電燈」の内線係見習工
として勤める。身体も弱く医師から「肺尖カタル」(金の部位の病気)と診断される。
23才~戊寅
冬の季節が終わって、春の季節が巡ります。
木の気の強い大運、寅木はよく納水し生火していきます。
官殺の戊土は剋されますが、八字は水木火と流通しここはそれまでの運と一転、
良くなります。
まだ前運の終わり頃になりますが、1917年6月に独立を決意。
手元資金はわずかの95円。
生活をしていた4畳半の2畳の借家に工場スペースを作ることからスタート。
最初はかなり苦戦していたがその年の12月に救いの手がさしのべられ、
大型受注へとこぎつける。
戊寅大運に正式に入るのが1918年の3月頃になります。
以後事業は軌道にのって急成長していく。
33才~己卯
ここも寅よりは弱くなりますが引き続き木の強い大運、水木火流通し良い運です。
43才~庚辰
辰酉辰で支合は解けます。
最初の4年は木旺ですが、前運より木の気は弱く辰中乙木は湿木でうまく
生火できません。後半6年は土旺。
辰湿土は金へ洩らし生金し、生水。庚は乙と合し弱化はしますが残って生水も。
八字流通が悪くなり、この運は落ちます。
世の中の時代の流れの影響もありますが・・・
松下航空機株式会社を設立。練習用木製急降下爆撃機「明星」を
終戦までに7機試作し試験飛行に漕ぎ着けたものの、結果は失敗に終わる。
また戦後、本人はじめ役員の多くが戦争協力者として公職追放処分を受ける。
53才~辛巳
前運の春の季節が終わり、ここからは夏の季節に入っていきます。
対峙の運になりますが午巳団結し火の気は強く水木火流通しています。
悪くありませんが、流年によって水火戦、剋財の忌にやや注意がいります。
1947年に社長へ復帰。ドッジ・ラインで苦境に陥ったりしたが、
直営工場の操業時間短縮、人員大量整理や賃金抑制をし、危機を乗り切る。
1950年以降、事業は回復していく。
・・・ここまでざっとですが、命運と事象を追ってみました。
もとの先天運の良し悪しは重要で、先天運が良ければもともと持っている
能力も高く、性情のノーマル性などもあるということですから、
後の大運が悪くなったとしても、悲惨とまではならずにそこそこの生活は送れます。
また後天運が良ければ、かなりの発展がそこでは望めるでしょう。
松下幸之助さんは先天運も良く、起業してすぐに入った大運の
戊寅運も良くて次の己卯運もよく、ここでぐんぐんと事業は拡張していきます。
庚辰大運は戦争という時代の影響も丁度重なって、苦労がありますが
また辛巳大運で持ち直しています。
余談ですが・・・エピソードの一つ。
松下幸之助さんが、
ある時、「経営とはこういうものだ」ということが神のお告げのように
ふってきたようなのです。それが明治の時だったということです。
それから、ある時ある銀行に置いていた会社のキャッシュが
かなりあったため、キャッシュマネージメントを勧められても
「これは会社のお金でなくて銀行さんのものだから運用など
してはいけない」と断固拒否したそうです。
その理由は、会社がつぶれそうになった時に、その銀行に
助けてもらったからなのだそうです。
こういう恩というものも、ものすごく大切にされる方だったようで、
また目に見えない世界も大切にされていたようです。
経営と精神論やスピリチュアルなどは一見相反するようですが、
かなり複雑に絡まり合っていると思っています。
利益ばかりを追い求めたり、
一人勝ちするよう会社経営はいずれ破綻するでしょう。
反面、皆が幸せになれるような事業をしていけば
長く続き発展していくでしょう。
大企業だけでなく、個人事業でも同じことです。
経営というのは本当に奥深くて、
今では私の興味のつきない分野の一つになっています。
日々いろいろな物事から、いろいろなことを考えさせられます^^
間違っていれば、早い段階で反省し改善して正道を進んでいけば
苦労があっても必ず道は拓けるものだと思っています。
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